ネロとパトラッシュの歩いた道
ネロとパトラッシュは ホーボーケンからアントワープまでの道を 毎日（当然ですが）歩いて往復していました。
ホーボーケンの村から アントワープの街中までは 直線距離にしておよそ５kmですが
この当時は 真っ直ぐに行く道はありませんでした。
アントワープとホーボーケンとの間 アントワープの町の南端に
「スペイン要塞」と呼ばれる 16世紀末にスペインによって築かれた大きな要塞があって
そこを迂回しないと町に入れなかったからです。
ですので 行きは牛乳を載せて重いですから 二時間近くかかったでしょうか。
帰りは 空の荷車ですから それ程はかからずに帰れたでしょうか。
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ネロの時代に ホーボーケンからアントワープまで行くには
二つの可能性があったようです。
ホーボーケンから アントワープの方向に伸びている
「アントワープ通り」を通って行く（川から離れた道を行く）のと
ホーボーケンからシュケルデ川に出て 川沿いを行くのと
です。
川から離れた道を行く方が 距離的には短くなります。
しかし 川沿いを歩いた方が 景色が良いですから
ネロは荷物が無い帰りには 川沿いの道を通ったかもしれません。
物語の中でも 帰りには運河で船を見たと描写されています。
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ここでは
ホーボーケンからアントワープの行きは 川から離れた道を通り
帰りは 川沿いの道を通ってみましょう。
☆ 川から離れた道を行く
１） ホーボーケン
２） キール
３） アントワープ
☆ 川沿いを帰る
4） 聖母教会から川岸へ
5） 川沿いのアントワープ
6） 川沿いのキール
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